佐太神社の次は、中海をわきにみやり、境港のさらに先、島根半島の東端にある「美保神社」へ。
「美保神社」は、全国3385社あるゑびす社の総本社。
御祭神は、「三穂津姫命(みほつひめのみこと)」と「事代主神(ことしろぬしのかみ)」の二柱です。
「三穂津姫命」は、高天原から稲穂を持って地上へお降りになり、大国主神のお后神となられ、「五穀豊穣・家内安全・子授安産・子孫繁栄・歌舞音曲」の神様としてあがめられています。
「事代主神」は、大国主神の御子神であり、「ゑびす様」の名で世に知られ、「海上安全・大漁満足・商売繁昌・福徳円満・歌舞音曲」の神様として篤く信仰されています。
また『古事記』『日本書紀』の国譲り神話では、御父神である大国主神から、天神に対する国土奉献の可否を委ねられた神様であると伝えています。
「美保神社」は静かな漁師町という感じです。
ここの美保関は、美保神社の門前町として繁盛した町で、青石畳通りは江戸時代の参拝道ですが、雨で濡れると「蒼く」なる様子が風情があり、観光地になっています。
ゑびす様の「美保神社」とだいこく様の「出雲大社」とともに参拝する「両参り」すると、縁起が良いとされています。
〒690-1501 島根県松江市美保関町美保関608 美保神社
<出雲参拝旅行記>
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