紀元前5世紀、インド北部に位置したサキャ王国に、一人の王子が生まれました。 かれの姓はゴータマで、名はシッダールタといいました。 かれは、29歳で王宮を後にし、六年間に及ぶ修行、思索の末に、3 …
Tag: 仏教・密教・禅
「日本人はなぜ美しいのか」枡野俊明
「日本的な和の美しさ」は、世界に稀に見る、『そぎ落された美』であり、その美の表現は日本の、日本人の独断場です。 日本は美しく、その美しさを生み出した日本人は美しい。 そんなすばらしい事実を、私 …
「心配事の9割は起こらない」枡野俊明
余計な不安や悩みを抱えないように 他人の価値観に振り回されないように 無駄なものをそぎ落して 限りなくシンプルに生きる。 「妄想」しない 「莫妄想」という禅語があります。 「妄想 …
ブッダを語る(3) – 最期の旅『大パリニッバーナ経』
最期の旅『大パリニッバーナ経』 ゴータマ・ブッダの最晩年のことを記述している代表的な経典は、『大パリニッバーナ経』です。 この経典はゴータマ・ブッダを神話化することなく、人間ゴータマ・ブッダの …
ブッダを語る(2) – ダンマパダ(法句経)
真理のことば『ダンマパダ』 原始経典『パーリ語三蔵』のうちで、最も日本の仏教徒に親しまれ、有名な仏典は『ダンマパダ(法句経)』ではないでしょうか。 『ダンマパダ』は、人間そのものに対する鋭い洞 …
ブッダを語る(1)
仏教の開祖ゴータマ・ブッダは、指導者になるという意識はなく、超人間的存在の力に頼ることもなく、奇跡を求めるのでもなく、人間として、ただひたすら宇宙の理法(ダルマ)を追究し、それを人々に熱心に説き示してきまし …
世界は美しい – ブッダ最期の言葉
私が最も好きなブッダの言葉は、「大パリニッバーナ経」にでてくるブッダ最期の言葉です。 アーナンダよ ヴェーサーリーは楽しい ウデーナ霊樹の地は楽しい ゴータマカ霊樹の地は楽し …