ものごとは心にもとづき 心を主とし 心によってつくり出される もしも清らかな心で話したり行ったりするならば 福楽はその人につき従う 影がそのからだから離れないように。 意訳: すべての現 …
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「日常語訳ダンマパダ ブッダの〈真理の言葉〉」今枝由郎
紀元前5世紀、インド北部に位置したサキャ王国に、一人の王子が生まれました。 かれの姓はゴータマで、名はシッダールタといいました。 かれは、29歳で王宮を後にし、六年間に及ぶ修行、思索の末に、3 …
実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みのやむことがない
実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みのやむことがない。 怨みをすててこそやむ。 これは永遠の真理である。 ダンマパダ(法句経)第五詞句 第二次世界大戦後、1951年に行われた …
自己にうち克つことは、他の人々に勝つことよりもすぐれている
戦場で百万人に勝つよりも、たった一つの自己にうち克つ者こそ、本当の勝利者である。 自己にうち克つことは、他の人々に勝つことよりもすぐれている。 常に行いを慎み、自己を整えて、自己にうち克った人を負かすことは …
善いことをなす者は、この世で歓喜し、来世でも歓喜し、ふたつのところで共に歓喜する
善いことをなす者は、この世で歓喜し、来世でも歓喜し、ふたつのところで共に歓喜する。 「わたくしは善いことをしました」といって歓喜し、幸あるところ(=天の世界)におもむいてさらに喜ぶ。 悪いことをなす者は、こ …
善いことをした人は、この世で喜び、来世でも喜び、二つのところでともに喜ぶ
善いことをした人は、この世で喜び、来世でも喜び、二つのところでともに喜ぶ。 彼は、自分の行為が清らかなのを見て、喜び、楽しむ。 悪いことをした人は、この世で憂()え、来世でも憂え、二つのところでともに憂う …
物事は心を主とし、心によってつくり出される
物事は心を主とし、心によってつくり出される。 もしも清らかな心で話したり行ったりするならば、福楽はその人につき従う。 影がそのからだから離れないように。 物事は心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出さ …
ブッダを語る(2) – ダンマパダ(法句経)
真理のことば『ダンマパダ』 原始経典『パーリ語三蔵』のうちで、最も日本の仏教徒に親しまれ、有名な仏典は『ダンマパダ(法句経)』ではないでしょうか。 『ダンマパダ』は、人間そのものに対する鋭い洞 …