フルーツはデザートとして、食後に食べるのが一般的ですが、実は食前に食べるのが一番良い食べ方なのだそうです。
昔はそれを知らず、リンゴやイチゴを食べると気持ち悪くなっていたので、自分はフルーツアレルギーがあるのではないかと思っていました。
ところが、新谷弘実先生の「病気にならない生き方」や「ケイシー療法と東洋医学が教える真実の健康法」を読むと、果物はデザートとして食後に食べてはいけない!食前もしくは空腹時に食べるべき!ということが書かれたのです。
どうやら自分は間違ったフルーツの食べ方をしていたようでした。
そもそも果物は、消化される必要がないため、一般的なフルーツはだいたい5分くらい、バナナやアボガドのように多少デンプンを含む果物でも約40分で胃を通過し、腸に送られます。
果物に含まれる果糖は、細胞内に吸収されるのにインスリンを必要としないため、胃腸も膵臓も全く消化のエネルギーを使うことなく、必要なエネルギーを補給することができます。
また、果物には有機酸が含まれていて、胃腸内を殺菌浄化する作用もあります。
ところが、このように優れもののフルーツも、食べ方次第では身体に害を及ぼします。
胃袋を短時間で通過するということは、逆にいえば、胃袋に溜まってはいけないということ。
胃袋に何か入っている状態で食べたり、果物以外のものと一緒に食べると、果物も胃袋内にかなりの時間溜められ、その間に、果物に含まれる有機酸が胃液と反応して極めて有害な酸に変化し、胃袋の内容物全体を酸化(腐敗)させてしまいます。
それが胃もたれ、ゲップ、消化不良、腸内腐敗などの原因となるのです。
したがって、果物は胃が空っぽの時に、果物だけで食べるべきなのです。
決して食後に食べたり、ヨーグルトをかけて食べたりしてはいけない。
フルーツはデザートとして食後に食べるのが当たり前と思っていましたが、実はそれは間違った食べ方だったようです。
一日三食もそうですが、世の中は間違った食生活がまかり通っているようです。
常に常識を疑い、検証するということが大切なようですね。