ヨシッ!
サー!
ンッガァァァァァー!
スポーツ選手が気合いを入れるときに、あるいは、ここぞというプレーのときに、不思議な擬音語、擬態語を発します。
これをフランス語で『オノマトペ』と呼びます。
最近の研究では、言葉を使うより、擬音語、擬態語を使った方が、脳が活性化するということがわかってきました。
『オノマトペ』は、こころや身体にプラスの影響を与えるのです。
ハンマー投げの室伏選手は
「ンッガァァァァァー!」
卓球の福原愛選手は
「サー!」
テニスのマリア・シャラポアは
「ンアッ!」
擬音語、擬態語を発することで、潜在能力が引き出され、パフォーマンスが向上するのです。
また、『オノマトペ』は、コミュニケーションでもその力を発揮し、言葉では伝えにくい感覚的なイメージや微妙なニュアンスも、よりシンプルで、インパクトのある、わかりやすい言葉(音)で表現できます。
オノマトペはスポーツだけでなく、日常生活やビジネスでも活用できます。
大事な試験の前なのに集中できない、
会議で発言してもみんなの反応が微妙、
プレゼンでガチガチに緊張・・・
そんなとき、「声」を出したら「力」が出た。
集中力、記憶力、説得力、表現力が劇的に高まる、
一流アスリートたちのように、ここ一番で落ち着いて、最高のパフォーマンスを発揮する方法を知ることができます。
「一流」が使う魔法の言葉 | ||||
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藤野良孝
1977年、東京生まれ。朝日大学経営学部准教授。早稲田大学国際情報通信研究センター招聘研究員。博士(学術)。国立大学法人総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程修了後、独立行政法人メディア教育開発センター研究開発部助教・東京田中短期大学こども学科非常勤講師、朝日大学経営学部ビジネス企画学科助教を経て、現職。専門はスポーツ心理学・音声言語学・教育工学・コーチング論など。特にICT(情報通信技術)の活用によるスポーツ技術指導の向上に関する研究に従事する