「さとり」とは、聖人君子のみが達することのできる境地ではありません。
「大いなる存在とひとつであること」、そして「この状態を保つこと」、こそが「さとり」なのです。
「大いなる存在」は、本質的に「あなた自身」であると同時に、「あなたよりもはるかに偉大な存在」なのです。
「大いなる存在」とは、唯一の「不滅の生命(いのち)」です。
「大いなる存在が、自分とともにある」という感覚を保ちつづけることが、「さとり」なのです。
「さとり」とは、「すべてはひとつであり、完全である」という境地にいることです。
それゆえに、「すべてとつながっていること」なのです。