「大いなる存在とひとつであること」そして「この状態を保つこと」こそが「さとり」なのです。
「大いなる存在」は、本質的に「あなた自身」であると同時に、「あなたよりもはるかに偉大な存在」なのです。
それはあなたという人間の名前や外見を超えた、「ほんとうの自分」を見つけ出すことである、とも言えるでしょう。
あなたが完全に、強烈に「いま」という時に集中していれば、「大いなる存在」を感じることができるでしょう。
「大いなる存在が、自分とともにある」という感覚を保ち続けることが、「さとり」なのです。
エックハルト・トール