「超意識 ― あなたの願いを叶える力」坂本政道

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超意識―あなたの願いを叶える力

私たちを超える超意識

潜在意識は、顕在意識(普段認識されている意識)以外の意識領域のすべての部分です。

意識のすぐ下の領域は、自分の無意識の領域と言ってもいいような、混沌とした、ほとんど知性や判断力のない領域です。

だからサブリミナル効果のような条件反射的な反応が起こるのです。

それに対して、もっと奥にある領域は、まったく異なります。

この領域は奥へ行けば行くほど、知性や愛情を兼ね備えた多くの知的生命存在につながっていきます。

それはまた、より大きな意識につながるという言い方もできます。

 

超意識の領域は私たちを導き、ガイドしていきます。

私たちは普段生きていく上で、さまざまな形で超意識から恩恵を受けています。

たとえば、仕事上で難問に遭遇し、ふと妙案がひらめいたときというのは、たいてい、リラックスしているときやボーっとしているときです。

こうした体験は、超意識の中でも、ガイドとか高次の精神存在と呼ばれる意識存在が、あなたを手助けしてくれたのです。

 

ガイドの存在

ガイドは指導霊とも守護霊とも呼ばれます。

ガイドは慈悲の心で私たちを導き、私たちの霊的な成長を助長しています。

こういう生命意識の中には、いろいろな分野に秀でた知的生命存在たちも大勢います。

私たちは必要とあれば、こういった知的生命体から知識を得ることが可能なのです。

私たちには、そういう一大カウンセラー集団が付いているのです。

そういった集団を仕切るのは、指導霊(ガイド)と呼ばれる存在です。

通常、この存在が直接あなたの面倒を見ています。

あなたひとりで生きているのではないのです。

常に温かく見守られているのです。

 

ガイドの役割

ガイドの目的はただひとつ、私たちの霊的成長を促すことだけです。

霊的成長にとって重要なことは、愛情、因果律、努力、忍耐について学ぶことです。

人間界とは、それらを実体験を通して学ぶための場なのです。

ガイドは、霊的な成長がなされるように、さまざまな機会を通して、働きかけをしてくれています。

ガイドの心は慈悲の心です。

無条件の愛です。

ガイドは私たちに霊的な気づきが起こると、たいへん喜びます。

 

愛を学ぶ

霊的成長にとって一番重要なことは、愛について体験を通して学ぶことです。

また、努力することの大切さを学ぶことです。

さらには、因果律について学ぶことです。

これらを学べるように、ガイドは私たちに機会をつくってくれています。

無欲、無心の境地で事に当たると、うまくいく場合が多いのは、それが霊的成長にとって大切なことだからです。

欲から離れること、自我を忘れること、これが輪廻から卒業するためのキーになります。

 

人生の計画と見合った願望

私たちはみな、生まれてくる前に今回の人生について計画を立ててきます。

どういう親の下にうまれるかとか、結婚相手とか。

事故などの出来事も目標達成に必要なものは、あらかじめ起こるように設定します。

ただし、人生の詳細は未定のままです。

そういう出会いや出来事が起こったとしても、それにどう反応するかは、自分次第です。

私たちには選択の自由があります。

そのため、人生は途中から計画とは違った方向へ行ってしまうこともあります。

 

人のためにする

人のために何かすると、結果的にその行いが、自分に返ってくるのです。

願望を達成する近道は、自分のことばかり考えて自己中心的に行動するのではなく、人のことを考えて、人の利益になるようにすることです。

そうすると、結果的に自分も利益を得るようになります。

自分を犠牲にして人のためにする行為には大きな価値があるからです。

そのため、超意識が喜んで支援してくれるのです。

 

努力が肝心

人生において成功するには、願望実現へ向かった努力が肝心です。

ただし、努力していくと、超意識が、出会いやチャンスをアレンジしたり、ひらめきをもたらしたりして、願望実現をサポートしてくれます。

そういうサポートを生かすか、殺すかの選択はあなたに任されています。

あなたの心の準備ができていない場合には、サポートをうまく生かしきれないことがあります。

プラス思考がいいと言われるのは、こういうチャンスに乗っていく勇気を与えてくれるからです。

超意識はあくまでも側面支援です。

本人の努力が肝心なことに違いはありません。

 

 

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坂本政道(さかもと・まさみち)
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1954年生まれ。1977年東京大学理学部物理学科卒、1981年カナダのトロント大学電子工学科修士課程修了。1977年ソニーに就職。半導体素子の開発に従事。1987年にヘッドハンティングされて渡米。米国カリフォルニア州にある光通信用半導体素子メーカーSDL社にて半導体素子の開発に従事。1995年帰国、同社の日本におけるマーケティングに従事。2000年、変性意識状態の研究に専心するため退社。現在、モンロー研究所オフィシャル・スポークスマン アクアヴィジョン・アカデミー代表。

 

 

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