「アミ 小さな宇宙人」エンリケ・バリオス

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アミ 小さな宇宙人

 

地球の少年ペドゥリートとアミと名乗る宇宙人とのコンタクト体験

子どものような愛らしさをたたえた宇宙人アミが、少年ペドゥリートを宇宙の「理想郷」に案内

童話の体裁をとっていますが、そこには多くの真理が含まれ、地球の未来へのメッセージが込められています

小さな宇宙人アミが説く「愛」とは、「神」とは、「地球の理想郷」とは・・・

宇宙人アミが 明るくユーモラスたっぷりに答えてくれます。

 

神は純粋な愛

神は人間のかたちをしていない。

無限の存在であり、純粋な創造のエネルギー、かぎりなく純粋な愛だ。

だからこそ宇宙は美しく善良で、とてもすばらしいんだ。

人生はこれらを健全に満喫する以外に目的はない。

人生が提供してくれたすべてのものに注意の目をむけるようにつとめてごらん。

たえずいろんなすばらしさを発見することだろう。

 

目ざめるとき

きみは、いまは催眠状態にいるんだよ。

否定的な催眠状態だ。

もし、人生やその瞬間が美しいと感じはじめたとしたら、そのひとは目ざめはじめているんだ。

目ざめているひとは、人生は、すばらしい天国であることを知っていて、瞬間、瞬間を満喫することができる。

 

知覚する

考えるということのほかに、なにがあるのかって?

知覚することだよ。

見えるもの、聞こえるものに、よろこびを感じること、手で触れること、自覚して呼吸すること、嗅ぐこと、味覚を味わうこと、たったいまの現在を満喫することだよ。

ちょっとでもいいから、考えることをやめてごらん。

ずっと幸せになれるよ。

 

目を大きく開いて周囲をよく見てごらん。

このいまという、たいせつな瞬間をムダにしてはダメだよ。

 

愛に近づく

進歩とは、愛により近づいていくということを意味しているんだ。

もっとも進歩したひとが、より崇高な愛を体験し、より深い愛を表現するんだ。

 

ほんとうの人間の大きさとは、ただ、そのひとの『愛の度数』によって決定されるんだよ。

われわれの内部には障害があって、愛を、はばんだり、ブレーキをかけたりしているんだ。

その障害は、エゴだよ。

自我、自己、うぬぼれ。

人間の進歩とは、エゴを減少させて、愛が育っていくようにすることを言うんだよ。

人生とはわれわれにとって科学がどんなに発達しようと、とても単純なものなんだよ。

人生とは幸福になることだし、それをじゅうぶんにたのしむことだ。

でも、最大の幸福は、ひとに奉仕することによって得られるんだよ。

 

神は愛

神は愛だからね。

愛を感じ、体験するひとが、神を感じ体験するひとなんだよ。

ひとを愛せるひとが、ただひとの役にたつことを望むんだよ。

すべての進歩した宇宙の宗教とは、愛をもって生きることにある。

だって愛は神だからね。

 

すべてが神

愛は力であり、振動であり、エネルギーである。

光もまた、おなじように、エネルギーであり、振動なんだよ。

みな、すべて愛なんだ。

すべてが神なんだよ。

神が「つくった」というのは、ひとつの表現であって、じっさいには神が、宇宙や、石や、きみや、ぼくや、星や、くもに『変化する』ことなんだよ。

きみは神とおなじ物質化からできている。

きみは愛なんだよ。

進歩が少しずつ、われわれの真のアイデンティティである「愛」を認識させていくよ。

 

宇宙の基本法

宇宙の基本法は愛であり、愛が人間の最高位のもので神の名を『愛』と言うんだ。

宇宙の宗教とはまさに、愛を感じることであり、愛をささげること。

これにつきるんだよ。

 

もし、愛が宇宙の基本法だってことを理解して、国境をなくし、ひとつの家族のように、仲よくみな、統一して、愛に基づいた新しい組織づくりをすれば、生きのびることができるんだ。

 

 

アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)

エンリケ・バリオス 徳間書店 2005-08-05
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by ヨメレバ

エンリケ・バリオス(Enrique Barrios)
作家。チリ生まれ。若い頃より道を求め、世界中を渡り歩く。39歳のとき、自らの使命をさとり、著述の道に入る。『アミ 小さな宇宙人』は、作者の友人の名もない小さな印刷所から‘86年出版され、チリでたちまちベストセラーの座をしめるに至る。その後、11カ国語に翻訳され、世界中で静かなアミブームを巻き起こしている。この本の美しいメッセージが世界中に浸透することが作者エンリケ・バリオス氏の最大の願いである。『もどってきたアミ』『アミ3度めの約束』など著書多数。

 

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