大峯千日回峰行は、一日48キロの険しい山道を16時間かけて年間約4ヶ月、奈良の吉野山から大峯山の標高1749メートルの山まで往復するという9年がかりの修行です。 定められた期間は、絶対に途中で行をやめること …
Category: 仏教・密教・禅
「生きて死ぬ智慧」柳澤桂子、堀文子
もし あなたが 目も見えず 耳も聞こえず 味わうこともできず 触覚もなかったら あなたは 自分の存在を どのように感じるでしょうか これが「空」の感覚です 般若心経の神髄 私たちは 広大な宇宙のなかに存在し …
「チベット死者の書―仏典に秘められた死と転生」
「チベット死者の書(バルド・トドゥル)」は、チベット仏教の伝統から生まれた経典です。 死に臨む人の耳元で、死の直前から死後四十九日間にわたって、この経典を語り聞かせるのです。 生命の本質は心であり光であると …
「死んだらおしまい、ではなかった」大島祥明
死んで、終わりではありません。 死んでも、心は変わりません。 悔いなく、未練なく、恨みなく、恨まれることもなく、生きること。 死んでも、心はいまのまま。 だから、この「いま」が大切なのです。 …
ブッダを語る(3) – 最期の旅『大パリニッバーナ経』
最期の旅『大パリニッバーナ経』 ゴータマ・ブッダの最晩年のことを記述している代表的な経典は、『大パリニッバーナ経』です。 この経典はゴータマ・ブッダを神話化することなく、人間ゴータマ・ブッダの …
ブッダを語る(2) – ダンマパダ(法句経)
真理のことば『ダンマパダ』 原始経典『パーリ語三蔵』のうちで、最も日本の仏教徒に親しまれ、有名な仏典は『ダンマパダ(法句経)』ではないでしょうか。 『ダンマパダ』は、人間そのものに対する鋭い洞 …
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