私たちがすべきことは、ありのままの自分でいることだけなのです。
自分を非難したり、欠点があると思ったりせずにです。
同時に、私たちの本質は純粋な愛だとわかりました。
誰もが純粋な愛なのです。
自分であることをもう恐れることはないでしょう。
愛であることと本当の自分であることは一つであり、同じことなのです。
もっとも大きな新事実は、単に自分の本当の姿である愛でいれば、自分も他人も癒せるとわかったのです。
もし私たちがみんな一つで、無条件の愛という全体のさまざまな側面であるなら、私たちはみんな愛の存在だということなのです。
私たちの中心は愛
臨死体験から持ち帰ったたくさんのメッセージの中で、『私たちの中心は愛、誰もがすばらしい』というメッセージが一番で強力で、いつも心の中で聞こえていたのです。
臨死体験をしてから、自分は神と一つであり、偉大なる全体の一部だと考えるようになりました。
その中には、全宇宙のあらゆるものが含まれます。
過去に存在したものも、未来に存在するものもすべて含まれます。
すべてがつながっているのです。
私は、自分がこの宇宙の中心にいると理解し、誰もがこの偉大な宇宙の中心にいて、それぞれの立場で表現しているのだとわかりました。
本当の喜び
本当の喜びや幸せは、自分を愛し、自分の心に従い、ワクワクすることをしている時に、見つけられるのです。
内側が外側に影響を与えるという見方は、自分の内なる導きを十分に信頼することを意味します。
それは、私の感じていることが、私の宇宙全体に影響を及ぼすということです。
もし私が幸せなら、宇宙も幸せです。
私が自分を愛していれば、他のみんなも私を愛するでしょう。
もし私が平和なら、すべての創造物が平和なのです。
私は愛のエネルギー
私はパワフルで、すばらしい、無限の愛のエネルギーです。
この愛のエネルギーは私の中を流れ、私を包み込み、自分との見分けがつきません。
実際、愛が私の真の姿なのです。
愛を信じることは、自分自身を信じることです。
ただ私が自分自身でいれば、愛のエネルギーが私を導き、守ってくれ、究極の幸せと健康のために必要なものを与えてくれるでしょう。
私に必要なことは、すばらしい愛の存在でいて、人生のあらゆる出来事が私に役立つように展開するのを許すことだけです。
自分自身でいさえすれば、私のユニークなすばらしさが、自分や他人にとって一番良い方向へと導いてくれるのです。
ありのままの自分でいい
臨死体験をしている時、全宇宙は無条件の愛からなり、私はその一つの表現なのだと実感しました。
あらゆる原子、分子、クォーク、テトラクォークも愛でできています。
私は愛以外の何ものにもなりえません。
なぜなら、それが私の本質であり、全宇宙の性質だからです。
ネガティブに見えるものでさえ、無限で、無条件の愛のスペクトルの一部なのです。
宇宙の生命エネルギーとは愛であり、私は、宇宙エネルギーからなっているのです。
自分は認めてもらうために別の人間になる努力をしなくてもいいのだとわかりました。
私はすでに、私がそうなりたいと努力しているすべてのものになっているのです。
目的はいらない
私たちは、愛や情熱など、あらゆる種類の感情を表現するために、身体を持つ選択をしたのだと思います。
この現実世界は、表現するための遊び場です。
私たちは来世のために学んだり経験を積むためにここにいるのではなく、目的を持つ必要性もないようです。
というよりむしろ、この物質世界とそこで生きている自分の生命を体験し、それらを進化させるためにここにいるのです。
私たちの真のすばらしさは、今ここに存在しているのです。
答えは自分の中にある
私たちの中に、全宇宙が存在します。
私が求めている答えは、自分の中に存在し、あなたの求める答えも、あなたの中に存在します。
外部で起こっているように見えるあらゆることは、私たちの中にあるスイッチを押して、自分を拡大し、真の自分を思い出させるために起こっているのです。
本当の自分とは、無限で、はるかに強力であり、壊れたり傷ついたりすることのない完全な存在です。
無限の自己は、人生の公開に必要なものをすべて備えています。
なぜなら、私たちは宇宙エネルギーと一つだからです。
事実、私たちは宇宙エネルギーそのものなのです。
人生は祈り
人生そのものが、私たちの祈りです。
それは、この宇宙への私たちからの贈り物です。
私たちが幸せになり、その喜びを周囲に広めることは、自分や周りの人たちへの義務なのです。
もしユーモアのセンスと、自分は愛であるという理解とともに生きることができれば、すでに一歩先んじていると言えるでしょう。
そのような生き方こそ、幸せな人生に必要な方程式です!
あなたが自分のすばらしさを理解し、恐れることなくこの世で自分自身を表現できますように。
喜びから人生を生きる! ―臨死体験が教えてくれたこと | ||||
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アニータ・ムアジャーニ
http://anitamoorjani.com/
シンガポールでインド人の両親のもとに生まれる。2歳の時に香港に移り、人生のほとんどを香港で暮らす。2002年4月に癌の宣告を受けるまでは企業で働いていたが、2006年の初めに起こった臨死体験が人生を大きく変える。現在は、「向こう側の世界」で得た深い洞察を、世界中を旅しながら分かち合っている。また、香港大学の行動科学部にて、末期疾患への対処、死への直面などといったテーマについて講演を行うほか、多国籍企業の異文化コンサルタントとしても活動している。