「光の手 ― 自己変革への旅」バーバラ・アン・ブレナン

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バーバラ・アン・ブレナン
愛は、宇宙を貫く真理であり、我々の存在の本質でもある。

愛は、すべてと一つになる体験であり、宇宙的な神の意志との一体感である。

すべての苦悩は、人間が神から分離されたと思う幻想から生まれてくる。

あなたは、あなたの人生の主役である。

自分で考えているよりもあなたには力があるのだ。

「死に至る病気」さえ、治すことができる。

 

自分の内側に耳を傾ける

超感覚知覚力の開発には、拡大された意識に入る必要がある。

その方法はたくさんあるが、瞑想はもっとも有用である。

もっとも重要なことは、自分の内側に耳を傾ける時間を持つことである。

「何をしなければならない」「あの時どうすべきだったのか」などと絶えず騒いでいる、うるさい心を黙らせる時間を自分自身に与えることである。

騒々しい泡が消えたとき、あなたに優しい調和のとれた真実の新しい世界が広がり始める。

自分をとりまく環境にとけ込み始める。

その時あなたの個性は、失われるのではなく、さらに高まっていく。

 

病気はあなたへのメッセージ

病気の意味を深く考えることは、とても重要である。

この病気は、自分にとって何を意味しているのか。

この病気から学ぶべきは何なのかと、問いただす必要がある。

病気とは、肉体からあなたに与えられたメッセージともいえるのだ。

健康を取り戻すのは、当事者自身の努力と変化にかかっている。

最終的には、その人の存在の核に密接に結びついている個人的生活の変化が必要になってくる。

それは、ハイヤーセルフとか内なる神性の輝きと呼ばれる私たち自身の深いところにある意識に、私たちを導いていくことでもあるのだ。

 

不快という内なるメッセージ

肉体や生活上で感じる不快感は、本当の自分と波長が合っていないことをあなたに直接伝えているメッセージである。

不快感という内なるメッセージに耳を傾け、あなたの個人的な肉体の要求により注意深くなれたとき、バランスのとれた濁りのない状態になる。

そして健康へとあなたを戻していく。

その、耳を傾ける習慣は、直接的な言葉による導きという現象を引き起こす。

「内なる声」から、非常に単純な指示を受け始めるかもしれない。

それは、自分の中から聞こえながら、自分を超えたどこかからやってくる声である。

 

スピリチャルな教師

注意すれば、あなたの人生の重要な場面でも「導き手」が働きかけていることに気づく。

ある出来事がなぜもう一つの出来事に続いて起こったのか。

あなたは、その出来事から何を学んだのか。

私たちは皆、夢の中や直感を通して語りかけてくるスピリチュアルな教師に導かれている。

もし耳を傾けるならば、おそらく最初は本を通して、それから、音、声、概念を通して最後には直接言葉で話しかけてくるだろう。

教師たちは私たちに愛と尊敬で接してくれる。

あなたの前には多くの道がある。

どこに進むべきか、今どちらの道を選ぶべきなのか、「導き手」に尋ねるといい。

きっとあなたは導かれるだろう。

チャクラを解放する

チャクラを開放し、エネルギーの流れを増やすのは重要である。

エネルギーの流れが増すほど、私たちは健康になっていく。

エネルギーは、チャクラの先端にある通路を通って、層から層へと伝達される。

だが、ほとんどの人の通路は閉じたままである。

これらは精神的浄化作用をきっかけに開く。

結果としてチャクラが、層間のエネルギー送信機の役目を果たすのである。

 

憧れに自分を任せる

自分たちの障害を解放し始めるとき、私たちは自分の使命を果たすようになる。

この解放されたエネルギーで、私たちはずっとやりたかったことができるようになる。

人生で何よりもしたいと思ってきたこと、それがあなたの人生使命なのだ。

あなたはそのためにここにいるのだ。

個人的障害を取りのぞくことで、自分のもっとも深い憧れを達成するための道を開くのである。

あなたの憧れに自分を任せてみよう。

そして、それに従ってみよう。

それはあなたに幸福をもたらすにちがいない。

 

 

光の手―自己変革への旅〈上〉

バーバラ・アン ブレナン 河出書房新社 1995-02
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by ヨメレバ

バーバラ・アン・ブレナン(Barbara Ann Brennan)
http://www.barbarabrennan.com/
アメリカの著名なヒーラー、セラピストであり、科学者でもある。ウィスコンシン大学で大気物理学の修士号を得た後、NASA(ゴダード・スペース・フライト・センター)に勤務。長年、人間の体を包むエネルギー(オーラ)やチャクラを研究。それが実際の肉体上の病気を大きく関わっていることを発見、独自の病気治療のシステムを確立した。1992年には、米国・国立衛生研究所の副委員長を務め、議会への報告書作成に携わっている。本書は研究の成果をわかりやすく述べたもので、発売後直ちにベストセラーとなった。ヒーリングや医療に関心のあるすべての人にとって必読の書とされている。現在は、ヒーラーの教育育成に力を注ぎ、ニューヨーク州イースト・ハンプトンに「バーバラ・ブレナン・ヒーリングスクール」を創設、校長を務めている。

 

 

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