「魂のシンボル・ヒーリング」アン・ジョーンズ

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「魂のシンボル・ヒーリング」アン・ジョーンズ

 

パーソナル・スピリチュアリティ、すなわち「さとり」により、私たちは神や、それに代わる存在を実感できます。

「さとり」にはむずかしい決まりごとはありません。

教祖や聖職者の助けも、寺院や教会といった場所も必要ありません。

一人ひとりがそれぞれのやり方で、家庭や職場で求めることができるものなのです。

「さとり」を得ることで、私たちは自らの魂に触れることができます。

そのことによって、私たちの精神はこれまでになく強く揺るぎない力を持ち、不安は消え、心の安らぎが得られるのです。

この内なる幸せは、人から人へと広がり、やがては、世界のすべての人々に広がっていくことになるでしょう。

 

愛するということ

あなたの所有物や肉体といった善意の財産を、必要をしている人々に役立てようとすることは大切です。

そこには計りしれない力があり、波紋効果のエネルギーとも響き合って他の何よりもあなたの旅の歩みを速めてくれます。

人のために良いことをすることは、自分に良いカルマ(業)を与えることになります。

あなたの魂に強く影響し、あなた自身をより高いレベルの存在へと導くのです。

と同時に、相手の魂をも高めます。

つまり、皆が善意の恩恵にあずかるわけです。

時間やお金、献身的な行為を通して、誰かに愛情を注ぐと、あなたの心が開放されます。

その心の開放も、幸せというゴールに到達するためには不可欠なのです。

 

すべて理由がある

偶然の出来事などありません。

身に起こることはすべて、何らかの形でメッセージを伝えています。

物事が起こるのには必ず理由があり、どんな経験も、あなた自身や周囲にもたらす意味を考えれば、ポジティブなものになるのです。

これらの教訓を通してあなたは成長します。

たとえそれが一見トラウマになるようなひどい経験だとしてもです。

人生には必ずひどく落ち込む時期があります。

しかしそういう気持ちを経験することにも理由があり、いずれは自分に良い結果をもたらすとわかっていれば、対処するのが少しは楽になるでしょう。

 

自分を知るということ

スピリチュアルな第一歩を踏み出すに当たり大切なことは、「自分を知る」ということです。

自分自身を知らないと、癒したり、高めることはできません。

まず自分と向き合い、自分の強さと弱さを認識し、受け入れることです。

過去の傷を探し出し、その痛みを解き放ち、癒す過程は、スピリチュアルな成長と内なる幸福には不可欠です。

この自己発見の旅は、日々の暮らしの中で行うものです。

職場や家庭がさまざまな難題を提供するので、自己発見の機会にこと欠くことはありません。

 

生活の中のスピリチュアリティ

目標は内なる幸せと安らぎ。

そのことを心に留めること。

内なる幸せと安らぎを得るために必要なもの、なかでも忘れてはならないのが、「無条件の愛」です。

あなたが自分を愛し、人を愛せば、それは水面にできた輪のように広がり、やがては世界中がその影響を受けることになるのです。

スピリチュアルな教えは、私たちが日々の生活で直面するさまざまな問題を解決する助けとなります。

 

 

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アン ジョーンズ
英国、ハンプシャー在住。人々に生きる力を与えることを目的とした国際的ヒーリング組織ハーツアンドハンズ、リップルUKの創設者。才能に溢れ、経験豊かなヒーラーとして、英国を拠点に活躍。定期的に世界(アメリカ、南アフリカ、オーストラリア、東アジア)を回り、行く先々でワークショップ、ヒーリングを行っている

 

 

 

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