「斎藤一人の人を動かす」永松 茂久

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成功には、大きく分けると二つあります。

一つは社会的な成功。

これは事業で成功したり、お金持ちになったりの成功。

 

もう一つは人としての成功。

これは自分を磨いて今よりも人間的に向上していくこと。

心を豊かにしていくことです。

 

この二つの成功には、共通して欠けてはいけない必要なことがあります。

第一に「人を動かす力」が必要です。

 

「人を動かす」ということは、人があなたのために自然と動きたくなるような自分になるってこと。

それは、その人が持った魅力。

それが人を動かす原動力です。

 

これからますます「人を動かす力」が大切な時代がきます。

 

この人たちに喜んでもらうにはどうしたらいいだろう。

どうしたらその人が幸せになるかを考える。

それをずっと考えて、人と接していくと、勝手に人が動き出してくれるようになるのです。

 

人を動かす自己重要感

人は誰も、人に認められたい。

一番大きなものは自己重要感。

物心ついた時から誰の中にも自己重要感を求める欲求があるのです。

人に重要感を与えられるようになったら、必ずその人は成功する。

人に重要感を与え続けると、また一つ上にいく。

努力しないで、下から押し上げられて上にあげられるようになるのです。

 

徳の力

人には、魂のレベルがあります。

一生懸命自分の仕事を全うし、感謝し、しかも楽しんで人々を幸福にしている人たち。

どんな仕事でもいいんです。

 

自分の持てる力を一生懸命出しきって、人の役に立てるようになると、普通の人と魂のステージが違うようになる。

魂のステージが違うと、起きる問題が違ってきます。

自分に起きる問題は、魂を成長させるための天からのクイズ。

いつまでたっても苦しみから逃れられない人は、答えが間違っているから。

だからやり方、考え方をちょっと変えればいいだけ。

答えが正解だったら魂のレベルが上がって、次のステージに行けるんです。

 

起こることすべて、自分を成長させるためのものなのです。

 

徳を積む

「人を動かす力」を持っている人は、必ず誰も知らないところで、しっかりこの徳を積んでいる人です。

人の心が軽くなる、人の心が明るくなる、喜ばれることをすると、人間力というのがどんどんついてくる。

これが徳を積むってこと。

この徳を積むには、見返りを求めずに、喜びの種を蒔くのが一番いいのです。

そうしているうちに運がよくなっていく。

これが運が良くなるためのマスターキーなのです。

 

チャンスは人が運んでくる

チャンスは、人が運んでくるもの。

だから自分のところに来てくれた人を大事にして、相手の重要感を上げることに集中することです。

そうすれば自分の魅力がどんどん上がって、勝手に協力者が出てくる。

 

一期一会じゃなくて、『一会全力』

どれだけの人を大切にしてきたかが、その人の人生の価値になるのです。

 

 

斎藤一人の人を動かす
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著者:永松 茂久
1974年大分県中津市生まれ。2001年中津にたこ焼き屋を開店。
2003年ハッピーダイニング「陽なた家」開店。
2005年斎藤一人氏に出会い、末っ子弟子として、数々の教えを伝授される。
現在はダイニング「陽なた家」、居酒屋「夢・天までとどけ」(大分県中津市)、「陽なた家~SAKURA DINING」(福岡県博多市)、ウェディング事業、映像編集事業、人材育成の「J‐style」プロジェクト事業部、その他講演、出版、イベント企画など様々な業種を生み出している若手実業家。

 

 

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