与えるものなど何もないし、得るものなど何もない。
すべてはそのあるがままで、完璧にOKなのだ。
どんなやりとりの必要もない。
あなたはあなたのそのあるがままで絶対的に完璧なのだ。
東洋のこの教えは、西洋では非常に誤解されてきた。
西洋では「自分を改善せよ」というのがスローガンだ。
この世に関してでも、あの世に関してでも、とにかく「改善せよ」とくる。
どうやって改善するか、どうやってもっと偉大になったり、もっと大物になったりするか・・・
東洋では我々はこれをもっと深く、まさにこの何かになろうとする努力自体が障壁(バリアー)なのだと取る。
なぜなら、あなたの<実存>は、あなたがすでに宿しているものだからだ。
何になる必要もないのだ。
ただ自分が何者であるかに気づくこと、それがすべてだ。
ただあなたの内に誰が隠されているのかを知ること・・・
OSHO