「ゆるすということ ― もう、過去にはとらわれない」ジェラルド・G・ジャンポルスキー

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ゆるすことで、私たちは自由になります。

ゆるすことで、自分の本当の姿がわかります。

私たちの本質は愛なのだと体験できるのです。

ゆるしは、癒しをもたらします。

私たちはすべて一つなのだと悟ることができるのです。

ゆるしは、自分も他人も癒します。

心の葛藤に終止符をうつことができるのです。


人間の本質は「愛」

人間の本質は「愛」です。

人間はスピリチュアルな存在で、肉体は仮の宿です。

この観点から人生を眺めると、愛と幸せは一枚のコインの裏表であることがわかります。

人生にはさまざまな出来事が起こります。

しかし、ゆるすことによって、怖れではなく愛を、争いではなく平和を選べます。

 

過去の傷を手放す

ゆるしとは、過去の傷を喜んで手放すことです。

それ以上苦しむのをやめ、心と魂を癒そうと決めることです。

すべては過ぎ去ったことです。

人を裁いたり責めたりせず、その人のなかに光を見いだすことです。

ゆるしとは、同情、優しさ、親切、思いやりを感じることです。

ゆるしは、内なる安らぎと、幸せに続く道です。

魂へと続く道なのです。

 

ゆるしの道を歩む

ゆるしは旅にたとえられます。

怒りが怒りを呼ぶ世界から、ゆるしは平和な世界へと向かう旅です。

この旅の向こうには、スピリチュアルな自分がいます。

神の心が待っているのです。

無限で無条件の愛に満ちた、新しい世界です。

ゆるすことで、心にある望みのすべてがかないます。

 

光に至る道

ゆるしは、暗闇を抜けて光にいたる道です。

私たちはゆるすためにこの地上に生まれたのです。

ゆるすことによって自分が世界を照らす光なのだとわかります。

ゆるせば、過去の影から自由になれます。

私たちは、怖れや怒りという檻の中に、心を閉じ込めてきました。

ゆるしはその監獄の扉を開け放ちます。

恨みという傷は、ゆるすことで浄化され、癒されます。

神の愛は実在するのだと、ふいにわかります。

実在するのは愛だけで、ほかには何もありません。

 

聖なるものとつながる

ゆるしはあなたの周りを清らかにし、心と魂を浄化します。

ゆるすことで、聖なるものすべてとつながることができるのです。

ゆるしによって、偉大な存在とつながり、想像や理解を超えた存在と絆を結べます。

そして、生命の神秘に、安らかな心で向きあえるのです。

ゆるしは、私たちが生をうけた目的を達成する第一歩なのです。

 

愛だけを教えなさい

私たちの本質は、愛なのだから

 

ゆるすということ―もう、過去にはとらわれない (サンマーク文庫)
ジェラルド・G. ジャンポルスキー サンマーク出版 2006-06
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by ヨメレバ

ジェラルド・G・ジャンポルスキー
http://www.jerryjampolsky.com/index.html
スタンフォード大学医学部卒。国際的に有名な精神医学者である。1975年に「生き方を変えるヒーリング・センター」(Center for Attitudinal Healing)を設立、現在では世界30か国以上に広がっている。代表作『愛と怖れ』(ヴォイス)は全米で100万部突破、ほかに『やすらぎ療法』(春秋社)など著書多数。作家、セラピストである妻のダイアン・シリンシオーネとともに世界40か国以上で講演活動などをおこなう。住まいは北カリフォルニアとハワイにある。

 

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