「魂の成長のため」に何度も生まれ変わる
人は「魂の成長のため」に何度も何度も生まれ変わります。
人は、生まれ変わるたびに、いろいろなことを経験して、学んで、お利口さんになっていきます。
そして、ひとつ経験して学ぶたびに、あなたの「魂のステージ」というのは、上がっているのです。
究極の「魂の成長」とは
私たちは、いろんな経験をして、その経験から学び、魂のステージがひとつずつ上がっていきます。
究極の「魂の成長」とは、「自分が〝神〟であることがわかる」こと。
自分の中に、「神さま」がいることに、気付くことです。
「神さま」というと、天にいるものだと思いますが、ところが、もっと近いところに、「神さま」というのはいるのです。
あなたの中に「神さま(内神さま)」がいるのです。
「自分は〝神〟である」と気付いたときから、「魂の成長」は、大きく飛躍をとげていくのです。
「魂のステージ」が上がれば上がるほど、あなたが思い悩んできたことが、ひとつひとつ消えていってしまいます。
私は〝神〟です。あなたも〝神〟です。みんな〝神〟です
「私は〝神〟です。あなたも〝神〟です。みんな〝神〟です」
この言葉を、朝起きたときに10回ぐらい言ってみてください。
この言葉を言えば言うほど、だんだん「自分が〝神〟である」っていうことに気が付いてくるんです。
自分が〝神〟だということに気が付くと、あなたの人生は劇的に変わります。
「私の中に、〝神〟がいる。だから私も幸せになることができるんだ!」
あなたが「私は〝神〟で、あなたも〝神〟なんだ!」と信じれば信じるほど、あなたの人生に、「良きこと」が連続して起こるようになるのです。
二種類の神さま
神さまには二種類あります。
一人目が、「外神さま」。
「外神さま」は、この世を創造してくださった「大元の神さま」で、宇宙の中心になっている神さまです。
日本的に言うと「天之御中主さま」と呼びます。
「天之御中主さま」は、私たち人間、ひとりひとりに、「分魂」というものをくださっています。
この「分魂」のことを、「真我」とか、「超意識」と呼ぶこともあります。
そして、この「分魂」のことを、「内なる神」として、「内神さま」と呼んでいるのです。
私たちは、自分の中にいる「内神さま」を通じて、「宇宙の中心の神さま」とつながっているのです。
失敗はない
「魂的な世界」では「失敗」というものがありません。
どんなに恥ずかしいことでも、どんなにバカなことでも、その人が死ぬ前にふり返って見ると、「ああ、いい経験したなあ。あのことがあったから、オレは成長できたんだ・・・」と思うようになっているのです。
あなたはいま、ツライこととか、苦しいこととか、どうにもならないことで、悩んでいるのだとしたら、その出来事も、あなたが生まれる前に、自分で選んできたことです。
「今回は、これとこれを乗り越えて、魂を成長させよう」というふうに。
どんな悩みにも必ず「答え」がある
「悩み」というのは、ひとつの条件のもとに作られています。
それは、「自分が解決できるものを選ぶ」というルールです。
ですから、あなたがいま悩んでいることは、絶対にあなた自身で解決できるものです。
神さまは、「答えのない問題」を絶対にだしません。
自分に起きた問題は、絶対に「答え」があるのです。
「最高の答え」は「心の奥」にうずもれている
悩みに対する「最高の答え」は、必ず自分で知っています。
「答えは自分で知っているけれど、心の奥にうずもれている」のです。
その「答え」を掘り起こすのが、あなたの役目です。
「私は〝神〟です。あなたも〝神〟です。みんな〝神〟です」
この言葉を、何度も何度も言っているうちに、ある日、ふと、「ああ、こうすればいいんだ!」という〝ひらめき〟のようなものがくるかもしれません。
その〝ひらめき〟こそが、あなたにとっての「最高の答え」。
あなたの悩みを解決してくれるものとなるでしょう。
「問題を解決するため」に生まれてきた
神さまは、私たちを苦労させるために、この世に出したのではありません。
どんな人でも、幸せにするために、この世に出したのです。
私たちは「問題に苦しむために生まれてきた」のではなく、「問題を解決するために生まれてきた」のです。
私たちは「自分の運勢を本気で変えたい!」と思ったときに、運勢を変えられる生き物なのです。
運勢を変えるかどうかは、私たちの「自由意思」にかかっています。
「自分の中にいる神さま」を信じてください。
そして、あなたに備わっているすばらしいパワーを、思いっきり出し切ってください。
斎藤一人 神様に上手にお願いする方法 (15分間シリーズ) | ||||
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斎藤一人(さいとう・ひとり)
銀座まるかん創設者、納税額日本一の実業家。1993年から納税額12年間連続ベスト10という日本新記録を打ち立てる。土地売却や株式公開などによる高額納税者が多い中、納税額はすべて事業所得によるものという異色の存在として注目されている。また、心の楽しさと経済的な豊かさを両立させるための著書を何冊も刊行している。主な著書に『微差力』『眼力』『変な人の書いた世の中のしくみ』『人とお金』(小社刊)『絶好調』『幸せの道』『地球が天国になる話』(ロングセラーズ)、『変な人の書いた成功法則』(総合法令出版)『千年たってもいい話』(マキノ出版)などがある。