「もっと、あの世に聞いた、この世の仕組み」雲黒斎

LINEで送る
Pocket

 

「幸福」は何かを得ることによって生まれるものではない。

「幸せ」はどこかに存在しているわけではない。

探しても見つからない。

「幸せが必要」なのではなく、「不幸が不要」なのだ。

「幸せ」を得ようとする必要はない。

ただ、大事に抱えつづけている「不幸」を手放すのだ。

 

さとりとは

さとりを開くとは、「ハートを開く」のと同義だ。

ハートを開くのは単に、それを閉ざしているエネルギー(恐れ、不満、不安、不信感、怒り、傲慢、罪悪感、劣等感、差別、軽蔑)を手放せばいいだけの話だ。

その「ハートが開かれている状態」が、「愛」と呼ばれているもの。

「愛」は「行為」ではない。

「状態」のことだ。

「私とあなたの間に壁がない」ということは、「私とあなたは同じ存在」ということなのだ。

 

時間は幻想

過去も未来も存在しない。時間は幻想である。

実際は、「いま」しか存在していない。

『過去』があるのではなく、「記録」が『いま存在している』のだ。

『未来』があるのではなく、「希望」や「予測」、「恐れ」が『いま存在している』のだ。

あらゆる存在は、『いま以外』に存在することはできない。

「いま」はリアリティの世界にあるから『経験することができる』

しかし、「過去」と「未来」は概念の世界(実在しない世界)にあるから、『経験することも存在することもできない』

僕たちはもともと「いま」に存在している。

そこから離れたことはない。そこ以外に存在したことはない。

ただ、その自覚を失っていただけ。

「いま」にある自分を感じなさい。

人生におけるあれこれを考えるより、いまを味わいなさい。

 

太陽の光

必死になる必要はない。

もっと単純になってごらん。

単純でいいということを認めてごらん。

どんなにバカバカしいと思えても、単純に喜べることを選んでごらん。

自分の本当の心、素直な気持ちを、もっと開放しよう。

それこそが、タネを芽吹かせる、太陽の光となるのだから。

 

もっと あの世に聞いた、この世の仕組み
「もっと、あの世に聞いた、この世の仕組み」雲黒斎 雲 黒斎 サンマーク出版 2013-08-02
売り上げランキング : 248

by ヨメレバ

雲黒斎
http://blog.goo.ne.jp/namagusabose
1973年、北海道生まれ。グラフィックデザイナーを経て札幌の広告代理店に入社。2004年、セロトニン欠乏による記憶障害をきっかけに、突然の霊的な目覚めを体験。その経験をもとに立ち上げたブログ「あの世に聞いた、この世の仕組み」が大きな話題に。2010年、ブログと同名の著書を発表。現在は東京を拠点にブログ更新や執筆活動、全国各地でのトークライブを通じて、ユーモアあふれる人生哲学を発信している。温水便座の水圧を、最強にして使用するのがモットー。主な著書に『あの世に聞いた、この世の仕組み』(サンマーク出版)、『極楽飯店』(小学館)がある。

 

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスは公開されません