19世紀後半に日本美術がジャポニズムと呼ばれ、ヨーロッパ美術に大きい影響を与えました。
中でも浮世絵は、その鮮やかな色使いで当時の画家に強烈なインスピレーションを与え、マネ、モネ、ドガ、ゴッホ、セザンヌ、ロートレックなどの巨匠が浮世絵に大きく感化されました。
今回の「大浮世絵展」では、日本を代表する浮世絵が世界各地から集結し、約440点が一堂に会する滅多にない機会。
年明けのオープニングを待ち焦がれ、早速行ってきました。
会場では、浮世絵を代表する菱川師宣、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川歌川広重・国芳などなどの優れた作品を一度に見ることができる超豪華展示会でした。
歌麿の絵をはじめて生でみましたが、大迫力でした。
北斎の「冨嶽三十六景 凱風快晴」の本物も初めて見ました。
これまで教科書や雑誌でしか見たことがない本物の浮世絵を見ることができ、浮世絵の素晴らしさを知ることができました。
東京では江戸東京博物館で3月2日(日)まで開催しています。
名古屋では名古屋市博物館で3月11日(火)~5月6日(火)、山口県立美術館では5月16日(金)~7月13日(日)に開催されます。
浮世絵は日本が誇る伝統文化です。
一度はこの日本の伝統美を見る価値があります。
これほどまでの浮世絵の名作が一堂に会することはありませんので、是非行かれてください。