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「古神道の行法と科学」山田雅晴

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古神道とは、「大自然、即ち神」という認識のもと、人類も含めた大自然の中に神性を観て、「生命」「産霊(むすび)」を尊ぶ日本古来の大自然信仰です。

明治時代の国家神道によって失われた「神道の本来の姿、本来の働き、本来の場」をとらえ直したものです。

古神道は「神 ― 大自然 ― 人間」という三位一体となっていて、それらがすべて同質、同根だととらえています。

すなわち、「大自然、即ち神」「神人同質」「万物同根」という観点から、天地自然の息吹きを体感し、大自然・生命との一体感を通して自己の神性を高め、顕現することを目的にしています。

 

古神道の基本は、産土(うぶすな)信仰にあり、これも大自然信仰です。産土の大神とは、自分の生れた地域の大地に宿り、その土地の生態系を司り、そこで生れた人間に「一霊四魂(いちれいしこん)」という神性が内在しているととらえます。

この内在する神を拝み、神性を顕現させるのが「自神拝」になり、古神道の最高奥儀になります。

 

神のこころで生きる

古神道の精神を一言でいえば「神ながら」になります。

「かみながら」とは「神人和楽」」神とともにある」「神そのままで」「大自然とともにある」「神のこころで生きる」「神人一体」などの意味があります。

内なる神と大自然の神が調和された状態が「神ながら」です。

「神ながら」の心境になると、神さまの気持ちがわかるようになります。

神仏が身内のような感覚になります。

古神道では、神と人間は親子関係なのです。

太古の昔は、神と人間は親子関係であり、交流していました。その人の本体である直霊の大神と人間は、金線という見えない霊線でつながっていたといいます。

 

祈り方の秘訣

祈りとは”意乗り(いのり)”です。

自分の意を祈りの光に乗せることです。

そして、胸の中心の直霊から祈りを発するように意識します。

 

神さまに祈ったり、自分の気持ちを伝える時は、身内のように話すのが秘訣です。

言葉は波動の世界です。波動に向けて神は感応してきます。

神と自分を共鳴させるような意識でお祈りするといいのです。

そして、だんだん距離を近くしていくと、ますます神が身近になり、皮膚感覚をして神が感じられるようになってきます。

 

神の開運を祈るとは

神に祈るとき、願い事や頼み事をするのが当たり前のようですが、実はこれは正しくはありません。

「神は人の敬いによりて威を増し、人は神の徳によりて運を添う」
鎌倉幕府『御成敗式目』

神は人の敬いによって御神威が上がり(パワーアップし)、その御神威が上がった神の徳によって人は開運するという意味です。

「敬い」というのは、例えば神のご開運を祈ったり、境内のお掃除をしたり、植樹をしたり、鎮守の森の保護をしたり、神社に必要なものを奉納したり、祭りを盛んにしたりして、神さまを喜ばせることです。

神さまも、人間から敬われるから神なのです。

だから、人間が「神さまはとっても素晴らしい」と敬うと、より御神徳を発動してくれます。

人は神の徳によって開運してくるわけです。

 

一霊四魂

人間には、清らかで光輝く高次元の自己「ハイアー・セルフ」が内在しています。

古神道では、内在する神性のことを一霊四魂といいます。

自分が現世に生れてきたのは、ハイアー・セルフの天命を実現させるためです。

ハイアー・セルフのいる高級神の世界に意識を向けるようにすると、自分のハイアー・セルフが共鳴し、自分の運命を超えて天命を歩めるようになります。

すると、幸福な人生が送れるようになるのです。

「宇宙の大いなる意志、大調和の光」の方向にあるのが、それぞれの「天命」です。

天命とは、自分の好きなことや得意な分野、素質、才能を活かして、地球に調和をもたらす働きをすることです。

天命を行おうと志をたて、行動を起こす時に、神仏の大いなる守護が発動します。

 

人間は「神仏の集合体」

21世紀は”内なる潜在意識への大航海時代”になります。

人間は小宇宙(ミクロ・コスモス)です。

ミクロ・コスモスは意識の深奥に行けば行くほど、超意識、大宇宙(マクロ・コスモス)、最終的には「宇宙の大いなる意志」につながるのです。

人間は、直霊を中心とした一霊四魂という「内在の神」を宿した存在です。

実は私たち人間は「神仏の集合体」であり、それを一霊四魂という神が統御しているのです。

 

古神道の行法と科学 バージョンアップ版

山田 雅晴 BABジャパン出版局 2001-05
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by ヨメレバ

山田雅晴
http://www.yamada-masaharu.co.jp/
名誉心理学博士。神道教師、天命カウンセラー。広島大学教育学部卒。神道思想とヒーリングの研究と実践により、アメリカのホーソン大学より、PH.D(名誉心理学博士号)を贈呈される。長年の古神道、気功、ヨーガの実践研究に加え、平成10年より、数度の大いなる神秘体験があり、飛躍的なバージョンアップが起こる。現在、(有)メンタルサイエンス代表として、天命カウンセリング、古神道講座、霊性人間学講座、天命カウンセラー養成クラス、光の天命実現特別セッション、神仏ご開運インストラクター講座を行っている。また、まほろば研究会代表として、調和された地球になる一助としての光のエコロジー五行神業、産土神社、鎮守の森のよみがえり運動、産土信仰の普及に活躍中。

 

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