「ワクワクする気持ち、情熱に従って生きる」とは、学んで身につけることのできるひとつのスキル、能力です。
「情熱に従って生きる」とは、「本来の自分自身の波動で生きる」ということです。
みなさんは一人ひとり「大いなるすべて」の波動からできています。
そしてまた、一人ひとりがそれぞれ少しずつ異なった波動を持っていて、みなさん一人ひとりを、ユニークな個人として存在させています。
本来の自分自身の波動
ワクワクする感覚や情熱は、本来のあなた固有の波動、あなたの中のもっとも高いレベルの自分のエネルギーを肉体的に解釈したものです。
ワクワクする気持ちや情熱に従って生きると、もっとも自分らしい、本来の自分として調和のとれた状態でいることができるのです。
ワクワクする気持ち、情熱の波動、平和で穏やかな感覚こそ、本来のあなた自身の波動であり、「魂の青写真」の波動なのです。
「大いなるすべて」と調和のとれているあなた固有の波動です。
一人ひとりがそれぞれユニークな存在であることを認めながら、全体の一部としてバランスのとれた状態でいることができるか、これこそみなさんがこの地球に学びに来たことでなのです。
無条件の愛
「大いなるすべて」の波動は、「無条件の愛」と呼んでいるものの波動です。
みなさんがふだん「現実」と呼んでいるものは、「現実」そのものではないのです。
唯一、「本当の現実」とは、この「無条件の愛」の波動のことです。
期待感を捨てる
現実創造のプロセスでは、あなたの波動、エネルギーが源に対して投影されるので、その期待感に満ちたエネルギーが投影されることになります。
ですから、この現実創造のプロセスでは、期待感を捨てる必要があるのです。
期待感を捨ててどのようにするかというと、こうなっていたいと思う情熱の状態、ワクワクする感覚、その波動、エネルギーでいることをシンプルに選択することです。
そうすれば、その情熱の波動が源へと投影され、源はそのエネルギーを完璧に映しだして戻してくれます。
つまり、あなたはそう感じることを実際に、「現実」として経験することができるのです。
源は完璧な鏡となって映しだしてくれます。
まず自分が「笑う」
「現実とは、まったく文字どおり鏡のようなものである」
笑顔を見たかったら、まずあなた自身が、笑顔になる必要があります。
そうすれば、鏡は笑顔を返してくれます。
「変化はまず自分の内側で起こらなければならない」のです。
「まずあなた自身が笑顔になる」ということ。
源はその反映として「笑顔」を返さざるをえません。
「現実」が笑うのを待ちつづけないで、あなたがまず笑ってください。
「現実」は鏡に映ったあなたの反映です。
すべてはニュートラル
「人生にはまったく何の意味づけもされていない」
「すべては中立、ニュートラルである」
人生には初めからそなわっている意味などないのです。
どんな状況、どんな出来事が起きたとしても、そこには何か意味があるわけではないのです。
何の意味もありません。
あなたがその状況に与えた意味、観念によって、そこからどんな感情、気持ちを感じるかが決まります。
「自分が意味を与えなければ、何の感情もわいてこない」のです。
意味を与えなければ、何の感情もわかないのです。
楽にワクワクを生きる
豊かさは、そのときにふさわしい形、方法でやってきます。
入ってくる豊かさの形は、あなたの魂の波動を反映します。
自分の「魂の青写真」と一致している人は、「どんな形にせよ豊かさはやってくるのだ」とただ信頼して、シンクロニシティにまかせているのです。
豊かさがやってくる方法、形そのものに、こだわる必要はないのです。
重要なのは、ただ真実のあなた自身でいること。
真実のあなた自身でいれば、どんな形にせよ現実は、必要な豊かさを映しだしてくれます。
「自分がワクワクすることは、真実の自分の波動、エネルギーであり、宇宙はできるかぎりそれをサポートしてくれるのだ」と信頼しているならば、あなたはリラックスしていることができます。
それが「豊かさが入ってくることを許す」ということです。
そのときに一番抵抗の少ない方法で、豊かさがやってくるのです。
バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント | ||||
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ダリル・アンカ
http://bashar.org/
宇宙存在バシャールの同意のもとに、そのチャネルとして活躍。1984年以来、バシャールを通してアメリカ国内はもとより、日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、エジプト、ギリシャなど世界中をまわってセミナーを行なう。初来日は1987年。その伝説的なメッセージは数々のスピリチュアルなコンセプトを提供。現在も新しい発見を人々に与え続けている。