「エドガー・ケイシーに学ぶ幸せの法則」マーク・サントス、クリストファー・フェイゼル

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エドガー・ケイシーに学ぶ幸せの法則

 

賞賛の心理学

ほかの人の内に見出す長所は、あなた自身の内にもあります。

他の人々が賞賛するような性質を表すことによって、自らの中に同じ性質を育むことができるのです。

この魔法を、「賞賛の心理学」と呼ぶことができます。

他人と同じ建設的な特徴が、あなたの中にも存在することを認めましょう。

あなたの欠点や短所を無視したり、隠したりすることなしに、自分自身の素晴らしさを信じましょう。

この気持ちをもって一日を過ごすよう心がけるのです。

 

人生の危機は飛躍の好機

困難や試練は、個人的、または霊的な成長を躍進させる好機となります。

あらゆる危機は、進展の可能性を秘めているだけではなく、ほとんどの進展は実際ある種の危機が先立って起こっているともいえるのです。

あらゆる困難は、新生のための可能性を含んでいます。

あらゆる危機は、私たちに新たに人生を作り直すチャンスを与えてくれているのです。

死でさえも、私たちが新しい次元の人生へと再び生まれ変わるための一つの転機なのです。

あらゆる危機において、私たちは新しい人生、新たな成長、そして物事をより深く理解するための好機に出会うのです。

 

全てのことは理由があって起こっている

あらゆる人生は重要であり、それぞれの人が演ずるべき役割をもっています。

人生とは、あなたが生まれる際に決めてきた使命を果たすことを、あなたに期待しているものなのです。

誰もが特別な使命、達成すべき課題をもって生まれて来てます。

その特別な目的は、あなたの手の届く範囲にあり、その目的を遂行するために必要な才能も、すでに十分に身についているのです。

人生のあらゆる状況はある目的をもって起こっており、ときには苦しみを伴ったとしても、どんなに面倒な出来事のうちにも、そこには深い意味が見出されるのです。

全ては理由があって起こるのです。

 

目的を見つける

「自分の魂の正確な目的」を見出す方法は、あなた自身と、そして人生を信じなくてはいけません。

また人生には目的があり、出来事は理由があって起こるということを信じるべきです。

毎日何かが起こるのは、あなたを軌道に乗せるためにチャンスを与えてくれているのです。

あなた自身を信じることは、自分の偉大さを受け入れることでもあります。

あなたも、そして出会う他の誰もが、皆、驚くほど素晴らしい存在なのです。

人間の魂も同様に、素晴らしい才能と感受性がユニークに混じり合う存在なのです。

全ての魂は、存在しているその地域社会や世界に対して、注目に値する働きをするようにと用意されている存在なのです。

 

人生の目的

人生の目的には、他にも二つの側面があります。

一つは、「未来の転生のために、才能を開発しておく」ということです。

ちょうど今、私たちは「未来の人生で芽を出し成長する種」を育てているようなものです。

未来の自分の使命にとって不可欠である技能や能力を開発するために、今勉強を始めることにあります。

人生の目的のもう一つの側面は、過去世からの悪いカルマを克服することにあります。

私たちは誰でも、直す必要のある利己心や考え違いのパターンを身に付けて転生してきています。

カルマのもつパターンは、大きな進歩が使命によって達成される前に解消しておく必要があります。

 

与えることは扉を開く

与えたものだけが、あなたのものとなります。

豊かさの秘密は、現実に分かち合う態度や行為にあります。

与えることは、ワンネスの観点からも意味があります。

分かち合うことは、本質的には自分自身に与えていることになるからです。

与えることは扉を開くことです。

与えることは、受け取るための道を準備していることなのです。

与えられるものから与えましょう

お金や財産だけでなく、時間、才能、エネルギーも与えることができます。

所有物を与えることは、所有権の損失ということではありません。

それは、愛着を解放すること、すなわち、対象物の占有度を減らすことで、追加の資源が人生に流れこんでくるための余地を作ることになるのです。

 

本当の祈り

本当の祈りとは、「神との意味のある関係の確立」を意味します。

たくさんの次元の神との交流をもつことなのです。

一つ一つの交流が一種の祈りだということになります。

別の種類の祈りに「感謝の祈り」があります。

人生が順調にいっているときは感謝を忘れがちなので、感謝の祈りは感謝の態度を育む一つの方法になるでしょう。

人生でやってきた良きことに感謝することによって、神への信頼を築くのです。

毎日必ず感謝の祈りを習慣的に行うことが重要です。

これは神への信頼を築き上げることになるのです。

 

身をゆだねる

私たちは、より大きな何かに身をゆだねることを学ぶことが不可欠です。

真の意味で「個性」を発揮したければ、「大いなるもの」に身をゆだねる必要があるのです。

私たちは選択の自由を行使する訓練をしながら個人的な強さを成長させていきます。

それと同時に、より霊的に高い力に全てを引き渡し、ゆだねることもできなければならないのです。

 

全ては一つ

私たちの魂は、神と再結合するよう運命付けられています。

そうすることにより、霊的に成長をしながら、自分を自分として認識することができるのです。

あなたは、宇宙にある小宇宙なのです。

その喜び、悲しみ、希望、挑戦、実績は、宇宙で起こっているあらゆるものの小規模なレプリカなのです。

 

神は応えてくれる

神はあなたに関心があるばかりでなく、あなたの人生に積極的に働きかけています。

神、すなわち、宇宙意識、創造的な力が、私たちとの関係を率先して導いているのです。

神、すなわち宇宙は、「偶然の一致」を通して、大きな衝撃をあなたの人生にもたらす人物や考えにあなたを遭遇させ、支援の手を差し伸べているのです。

神、すなわち命は、あなたがちょうどその瞬間必要としているものを、もたらしてくれるのです。

あらゆる瞬間が学びのチャンスであり、創り上げられたアンバランスな状態を正すための好機なのです。

神はあなたを心にかけ、人生の一瞬一瞬において、ともに働いている存在なのです。

 

 

エドガー・ケイシーに学ぶ幸せの法則

マーク サーストン,クリストファー フェイゼル たま出版 2003-08
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by ヨメレバ

マーク・サーストン
心理学博士。1973年以来AREのスタッフであり、エドガー・ケイシー研究の第一人者である。米国内や外国で霊性や、ホリスティックな生き方に関する講演、ワークショップなどを行っている他、16冊余りの本を著している。翻訳されている著書に、『セルフ・コントロール』(たま出版)、『魂の旅』『夢の世界へ』『千年期ビジョン』(中央アート出版社)がある。

クリストファー・フェイゼル
美術学修士、神学修士、台本作家、プロのミュージシャンである。AREの前スタッフであり、ワークショップの開催や、ケイシー・リーディングについての視聴覚資料の脚本を担当した。

 

 

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1 comment

    • 甲斐 薫 on 2018年4月25日 at 8:55 PM
    • Reply

    ずっとケイシー信者でしたが、健康法、美容法の本ばかり読んでました。このブログは、わかりやすく書かれていて、知らない事が沢山ありました。もっと勉強しょうと思いました。次に生まれ変わる時のために、今から準備しておいた方がいいですよね。なんだか、もう歳だから、楽しみも何もない、なんて思ってたけれど、目的ができました。

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