霊やオーラが見えると幸せになれると思いますか?
残念ながら、幸せになれません。
あの世からメッセージをもらえると、あなたの未来が輝くと思いますか?
残念ながら、そうとも限りません。
もっと今のスピリチュアリズムを疑った方がいい。
もっとあなた自身を信じた方がいい。
あなたのリアルな体験の中にこそ「答え」があるのですから。
心の声を信じる
今、自分の本心を知って、自分の内から湧き出してくる言葉に耳を傾けてみましょう。
自分の言葉を信じて、あなたにしか歩めない人生を歩み始めてみませんか。
今この時期に考え抜くこと、迷い苦しみ、もがきながら生きることは大切です。
あなたのリアルな体験こそが、本当の「喜び」や「幸せ」につながっていくのです。
もうこれ以上、自分を変える「変化」を求めなくてもいいのです。
スピリチュアリズムとは、学ぶものではなく、自らが体験し、味わっていくものなのです。
精神世界の学びとは
直観は大切ですが、そこに憑りつかれてしまうと、あなたの思い込みと意志や思想、感情などが、あなたを支配してしまうことがあります。
自らを完全に信じられないまま、中途半端に霊性開花を推し進めてしまうと、未熟な場合は、たいてい自分の創り出した妄想に自滅することになります。
大切なことは、周りのみんなが助かり、成長していけるように考えていくことです。
そこで直観を働かせることこそ大切なのです。
人生でつまずいた時に対処できるように準備をしておくこと、それこそが精神世界の勉強です。
決して綺麗な世界を勉強しているわけではなく、本当は泥臭い勉強なのです。
世の中に転ばない人はいません。
でも、何度でも立ち上がるのです。
だから、人生は素晴らしいのです。
正しい神社参拝
「お願いごとをすることが、神社への参拝!」
そういうものだと思っていました。
しかし、本当のお参りとは、お願いごとをするのではなく、日ごろの感謝を伝えることなのです。
神社へのお参りは、決して「取引」ではいけません。
自分自身への「誓い」であってこそ、本当の参拝につながるのです。
日本のおおくの神社には、神鏡と呼ばれる丸い鏡が祀ってあります。
神鏡に、見えない自分の心を映し出して、自らを振り返ることこそ大切なのです。
お参りは、謙虚な気持ちを忘れないでいること。
あたりまえの生活に対して、日ごろの感謝を伝えること。
お参りとは、その時の気持ち(誓い)を謙虚に持ち続ける「自分との約束」です。
ありのままに生きること
たとえどんな困難な人生であっても、たとえ寿命が決まっていても、自分の人生をめいっぱい生き切る約束だと思うことができれば、きっと、この世に起こりうるすべての出来事に感謝をして、謙虚に生きることができるはずです。
悩み、苦しみ、もがくのを否定してはいけない。
弱い自分を何度も知って、それと真摯に向き合い、それを受け入れていくこと。
それが生きるということ。
自分らしく、ありのままに生きること。
未熟な自分、失敗する自分を、否定してはいけない。
焦っても無駄。
外に答えを求めても無駄。
無理して違う自分になろうとしても無駄。
どんな未熟な自分にもOKを出して、「これでいいんだ」そんな風に自分を承認しながら、精一杯生きていくことが大切です。
ありのままの自分を認める
『いま』の自分をそのまま認めて大切にすること。
『いま』の自分で良いと許可を出してやること。
「いま」の自分にOKを出して、「いま」の自分をちゃんと好きになれたら、そこから次の扉が開かれるのです。
すべてに対して謙虚と感謝の気持ちをもって、あの世に身を委ねることによって、ありのままの自分に出逢うことができるのです。
自分を大切にすること。
自分を信じ切ること。
そして、自分の人生に責任をもって生き切ること。
それ以上に大切なものはありません。
使命とは
人生に悩んで当然です。
苦しんで当然。
迷って当然。
それが生きている証拠だから。
それが一生懸命に命を使っている証拠。
あなたが「使命」を生きている証です。
あなたが自分自身を誇りに思えた時、あなたの中に「幸せ」だと思える心がよみがえります。
あなた自身を解放してやってください。
あなたを見守る存在たちは、いつもどんな時も、どんな状況でも、あなたを見放さず、傍にいて、今を生きるあなたを誇りに思っています。
あなたを信じて、ずっと見守り続けています。
もう恐れることはありません。
あなたの心が笑顔になる方向へ進んでください。
あなたの命が輝く方向へ、自由に飛び立ってください。
大丈夫!あなたは、あなただから。: まんまがいちばん! | ||||
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神社昌弘
http://ameblo.jp/shrine-hiro/
1978年7月31日生まれ、京都府出身。20歳でクローン病(消化器官の難病)を発症。8度の手術と4年間の絶食・闘病生活を経て、約10年をかけて社会復帰する。2006年イギリスにて、日本語教師として勤める傍らスピリチュアル・カレッジにて、独自のカウンセリングスタイルとヒーリングを体得。帰国後は、立命館大学、厚生労働省での就職支援やキャリア・コンサルティング、企業の経営者を対象にカウンセリングを行う。2012年にイギリスへ再度渡り、現在は、カウンセラーの傍ら、執筆、講演、セミナーなど開催中