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「アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉」小倉広

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「アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉」小倉広

 

「人生が辛く、苦しい」のではありません。

あなたが、自分の手でわざわざ「人生を辛く苦しいものにしている」のです。

現在の人生を決めているのは「運命」や「過去」のトラウマではなく、自分自身の考え方です。

私たちのこれまでの人生は、遺伝や生育環境、生まれ育った地域や入社した会社など、おおくの事柄に影響されてきたことでしょう。

しかし、それを大きく上回る決定要因は私たち自身が下してきた様々な決断です。

これまでの人生を作ったのは自分、これからの人生を作るのも自分です。

「できないことはない、人はどんなことでもできる」。
アドラーの力強い言葉です。

 

そのままの自分を認める

人は誰しも劣等感を持っています。

しかし、過度な劣等感は健全ではなく、克服する必要があります。

そのためには、自分のダメなところをなくすのではなく、ダメな自分をそのまま受け容れることが必要です。

つまり、完全であろう、とするのではなく、不完全なままの自分を受け容れるのです。

人は「不完全さを認める勇気を持つ」ことが必要です。

完全であろうとするから苦しくなる。

完全な人間など、この世に一人も存在しません。

ダメなところがあり、できていないところだらけの、そのままの自分を認め好きになるのです。

「不完全さを認める勇気を持つ」。

それこそが自己受容をするために最も必要なことではないでしょうか。

 

ライフスタイルを変える

アドラーは感情をコントロールすることを否定しています。

アドラーによれば感情はライフスタイル(=性格)による「排泄物」でしかありません。

その排泄物を操作しても結果は何も変わらない。

ライフスタイルを変えることで、おのずと感情も変わると言ったのです。

 

「感情」を操作することができません。

そうではなく、その「感情」を生み出した「認知」を修正するのです。

「バカにされた」という認知の根底には「自分は人に好かれるなずがない」という自己否定的なライフスタイルが隠されていることでしょう。

それこそが正すべき対象です。

 

性格はすぐに変えられる

性格を変えることはできない、と思っている人が多いのではないでしょうか。

性格を変えることは、持っているものの「使い方」を変えることなのです。

性格を変えるとは、今、持っている所有物のより良い使用法を学ぶことです。

怒りを持つか持たないか、でなはく、怒りをどのように扱うか、怒りをどれくらいの頻度で利用するか、を変更すること。

それが性格を変える、ということなのです。

だからこそ、性格はいつでも変えることができるのです。

 

あらゆる悩みは対人関係

あらゆる悩みは対人関係の課題である、とアドラーは言いました。

自分はどのような人間でありたいか、と考える際には、必ず周囲の目を気にしているのです。

私たちの言動や感情には、すべて「相手」がいて「目的」があります。

常に「観客」を意識して言動を発しているのです。

あらゆる悩みは対人関係に帰結するのです。

たとえば「仕事がうまく進められない」「目標が達成できない」という悩みもまた、対人関係に行き着くのです。

仕事がうまく進まないことによる悩みではなく、上司や周囲の人から否定されるかもしれない、という対人関係の悩みでしかないのです。

 

幸せになる唯一の方法

アドラーは「共同体感覚」を持つことの大切さを繰り返し述べました。

なぜならば、それこそが悩みから解放され、幸せになる唯一の道だからです。

そして、共同体感覚とは「他者に対する貢献」により形成されると言いました。

社会の中で居場所がないことは大変悲しいことです。

しかし、そうではなく、自ら居場所をつくるのです。

「他者へ貢献する」ことから始めなくてはなりません。

そのことにより、他者から感謝され、そして他者からもお返しとして支援され、社会の中に居場所をつくっていくのです。

人は人の中でしか幸福を感じることはできません。

 

隣人愛

共同体感覚を高める、ということは、キリスト教でいうところの「隣人愛を持つ」ことに似ている、とアドラーは言いました。

隣人愛を持つということは、「隣人が私を愛してくれなくても、私から隣人を愛する」つまりは、見返りを求めない愛を持つことに他なりません。

しかも、見返りを求めないだけでなく、自分と違う意見、価値観を許容しなければなりません。

自分と違う意見を非難と受け止めず、許容するのです。

違う意見があるからこそ意味があるのだ、と思うのです。

 

同様に、自分の意見を相手に押しつけてはいけません。

相手が自分と違う意見を持つことを許容する。

違いがあって当然と受け止めるのです。

このような考えを持つことができれば、共同体感覚は自然と高まっていくでしょう。

その結果、自分の居場所を確保できるようになる。

幸せに一歩近づくことができるようになるのです。

 

課題の分離

アドラー心理学では「それは誰の課題か」という問いを大切にします。

あらゆる人間関係のトラブルは、他人の課題に土足で踏み込むことにより起こります。

親子間に限らず、友人間、上司。部下間においても同じこと。

他人の課題に土足で踏み込んではいけません。

私たちができることは支援だけ。

私たちが他人も感情や行動をコントロールすることはできません。

相手の課題に踏み込まず、自分の課題に相手を踏み込ませなければいいのです。

相手があなたを評価するかどうかは相手の課題です。

他者からどう思われるかを気にするから苦しくなる。

課題を明確に分離すればいいのです。

「課題の分離」ができるようになったとき。

それは幸福な人生への第一歩です。

あなたの心は軽くなり、対人関係もぐんと改善することでしょう。

人生に革命が起こる瞬間です。

 

 

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小倉広
http://www.ogurahiroshi.net/
組織人事コンサルタント、アドラー派の心理カウンセラー。東洋哲学およびアドラーを中心とした心理学をバックグラウンドに「人生学」の探求および普及活動を行っている

 

 

 

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